元ブラック企業社員が語る ブラック企業ってどんな所? パート2

仕事

こんにちは。

今日は昨日上げた記事の続きでブラック企業の実態について話したいと思います。


「ブラック企業とはどんな所?」
「どんな仕事してたの?」
「特にきつかった、お客さんとのトラブル処理」

この3つについて書いています。
もしよろしければこちらも読んでみてください。

今日はお客さんとのトラブル処理の他にきつかった、
「達成困難なノルマの設定と上司からの詰め」
「様々な手法での洗脳」

この2つについてについて書きたいと思います。

きついこと 「達成困難なノルマの設定」

お客さんとのトラブル処理と同じ位きつかったことは
「達成困難なノルマの設定をされる」事です。

これはブラック企業営業マンならあるあるですかね?

営業マンならノルマが設定されることが当然で、
私もノルマ無しの営業というのは疑問を感じます。

ノルマが無かったら営業マンってぜっっったいにサボりますからね(笑)

ただ、このノルマが異常に厳しかったんです。。。


以下数字が毎月のノルマでした。
(三年半毎日毎日言われていたので、一生忘れないと思います。笑)

販売ノルマ 100万円
レンタルノルマ 1件
付属品販売 10万円

このノルマのキツさってどのくらいなの?

当時私が所属していた部署には約30人の営業マンがいました。
その中には新人もいれば20年以上のベテランもゴロゴロいます。
(7割位が10年以上社歴のある営業マンでしたね。)

そんな中で1年間を通して毎月これを達成している人は一人もいませんでした。
毎月どころか、半年分達成している人も一人もいなかったと思います!
(こんな感じで厳しさ、伝わりますかね??)

キツいノルマを課されていると、当然未達成の月が発生してしまいます。
そんな時は上司からの詰めが飛んできます。

【上旬〜中旬の詰められ方】

今日、何してきたの?
その程度の頑張りで達成できると思ってんの?

中旬くらいまではまだマシです。
本当に怖いのは下旬です。

【下旬〜月末の詰められ方】

自分が会社のお荷物になってんのわかってんのかよ!
てめえが数字あげられて無い分、他の人に迷惑がかかってんだよ!
ホントさ、お前ってなんの取り柄があってここで働いてんの?
数字あげられないんだったら頼むから会社辞めてくれよ。。。
お前はいるだけで迷惑なんだよ?わかる?

下旬になると、だいたい人格否定を伴う詰められ方をします。笑
今考えると、恐ろしい職場だったなぁと思います。

ほんと、仕事が全然出来てないから、皆さんに迷惑かかっちゃう。
でも、もうこれ以上数字の積み上げも出来ないし。。。
どうすれば良いんだろう?

当時の私は毎日こんな事を思っていました。

今考えると、この「詰められている」という状況がおかしいと分かりますが、
当時は自分が悪いんだ!と本当に思っていました。

ただ、たまにはこのノルマを中旬時点ですでに達成出来ているという月もあります。
そんなときでも詰めは続きます。

今月は確かに達成出来たかもしれないけど、これまでずっと未達だったろ?
こういう時こそ挽回して、今までのマイナスを取り返せるチャンスなんじゃないの!?

達成しているのに詰められます。笑

なので、達成してようが未達成だろうが常に「詰め」は続くのです。。。

きついこと 「様々な手法での洗脳」

自分が駄目なんだ。。
もっともっと出来ることがあるはずなんだ。
会社にマイナス影響を与えてしまっているから
もっと頑張らなくちゃいけないんだ。

こんな詰められ方をしても当時私は本気でこのように思っていました。

では、なんで私がこのようになってしまったのか?
それは「様々な手法での洗脳」があったからだと今は考えています。

どんな洗脳が行われていたのか?
具体的にはこんなことでした。

 
オフィスに創業者の写真が飾ってある。
週一回の朝礼で社歌斉唱・社是唱和をする。
仕事が終わっていない人(未達の人)は帰宅しにくい雰囲気作り。
人格を否定する、能力のない人間だと思い込ませる。
この会社は素晴らしい会社だと思い込ませる。

簡単に解説します。


・オフィスに創業者の写真が飾ってある。
・週一回の朝礼で社歌斉唱・社是唱和をする。

これは近い内容なので、2つまとめて。
まず、創業者の写真を飾ることで、社員に強制的な一体感を作ります。
社歌斉唱・社是暗記も似たような働きだと思います。
勿論、全員暗唱・暗記です。 (私はもう忘れちゃいましたが・・・)
ただ、もしかするとこの程度でしたらブラックではない会社でも行われているかもしれません。

仕事が終わっていない人(未達の人)は帰宅しにくい雰囲気作り。

未達の状態でオフィスに戻ると、「詰め」が発動しますが、
上司にも仕事があるので、ある程度すると「詰め」は終わります。
その後、特にやることが無いのですが、非常に帰りにくい雰囲気が漂います。

俺がまだ仕事あって残っているのによく帰ろうと思えるよな
明日の営業スケジュールちゃんと練ってあるのかよ。

〜スケジュール見せる〜

あのさ、こんなのでスケジュール練ったってよく言えるな。
まだやれること、あるんじゃない?

帰ろうと思っても、こんな感じでなかなか帰れるような雰囲気になりません。
そんな時は上司の仕事がまとまるまで、
スケジュール作成という名の「待ち」の時間が発生します。
当然、この時間は残業代ナシです。

人格を否定する、能力のない人間だと思い込ませる。

「達成困難なノルマの設定」の時にもお話しましたが、
仕事ができない人間=この世に必要ない人間のような扱いをされます。
そうすることで、「私はこのままじゃ生きる資格のない人間なんだ!」
「そんな私を雇ってくれているだけありがたいと思わなきゃ」
という気持ちが働くようになります。

この会社は素晴らしい会社だと思い込ませる。

人格否定の延長上にありますが、人格が否定された人間は
自分に対する自身が限りなく0に近づきます。
そうすると、自分は世の中にいらない人間なのかもしれないと思うようになります。
すると、次は「こんな私を雇ってくれるってことは良い会社なのかもしれない。
拡大解釈をするようになります。
こうなってしまうと、転職活動をする気にもなれなくなってしまうので、
ますます会社に依存することになってしまいます。

「入社しなきゃよかった」とはそれほど思ってない?

以上2日間に渡って、ブラック企業がどんな所なのか?
体験談を元に書いてみました。

もう3年半も前の事なので、忘れているところもあると思いますし、
それに今は前の会社もこのような体制とは異なっているかもしれません。
なので、今も残っていたほうが良かった可能性はあるかもしれません。

それでも辞めてよかった!!
でも、1社目にここに入った事は悪くなかった!

今はこのように思っています。

残っていたほうが良かった可能性はあったにせよ、
もう限界だったので辞めたことは全く後悔していません。

しかし、入社したことも後悔していません!

少々刺激が強かったことは間違いないですが、
学生から社会人に切り替わるということが出来たのは
ある種、過酷な環境に身をおいたからではないか?と思っています。

そして別な会社で働いている今、前職の経験は間違いなく生きています。
特に感じるのが困難な状況に置かれた時に「考え抜く力」。

前職では、考え抜いてもどうしようもない場合が多かったです。
しかし、今の仕事は考え抜けばなんとか道が開けます。
この「考え抜く力」は間違いなく前職経験の賜物だと思ってます。

今、こうしてブログを書く時も、
「どうすれば色んな人に読んでもらえるんだろう?」
「どう書けば面白い記事になるんだろう?」
こんな事をずっと「考え抜いて」います。

全然面白く無いし、興味をそそるような記事が書けているなんて口が裂けても言えないです。

でも、この「考え抜く力」をもっと活用して良いブログが書けるように精進します!

【今日の雑談】
朝起きて、こたつを消し忘れに気がついた時、朝の機嫌がちょっと悪くなります。笑

投稿者プロフィール

がく
はじめまして。
日本酒大好き 隠れメタボが悩みの「がく」です。
日本酒の事多めで色々な事を発信していこうと思っています。
よろしくお願いいたします!

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